メンバー：２人

コース概要＝八合目駐車場(8:12)ー阿弥陀池(9:35)ー八合目駐車場(10:53)　　所要時間＝7時間02分

交通手段：前日宿泊した乳頭温泉〜田沢湖高原(乗用車)〜登山口へ(シャトルバス)

東北遠征最終日、予定を変更して一度登ったことのある秋田駒ヶ岳に行くことにする。宿泊した乳頭温泉からシャトルバス乗り場まで向かうと、もうすぐシャトルバスの発車時間丁度良かった。

  
　　　　　　　　　　　 駐車場から田沢湖 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 八合目駐車場
  
　                     見覚えのある登山道 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  青空へと上って行く

シャトルバスの駐車場からは田沢湖 が眺められこの地点でも標高はかなりある。７時４０分のシャトルバスが発車、２５分位かかったであろうか八合目の駐車場へ到着する。以前来た時はこのバスの乗らず長い長い林道を歩いたのを思い出した。

八合目駐車場を出発、平日なのでまだ登山者は少なく快適に進んだ。登山道脇には多くの花々が迎えてくれるので疲れはしない。今日も天候は良く、青空に向かって高度を上げていく。登山道はだんだん岩の多い道に変わり、周囲はニッコウキスゲの大群落が広がっていた。

  
　　　　　　　　　　  シシウドの先に乳頭山 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　片倉展望台から田沢湖
  
　                    登山道は岩が多くなる 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ニッコウキスゲと田沢湖

高度を上げると周囲の山々が見え出す、昨年行った乳頭山がシシウドの向こうに見えていた。急に開けた地点、片倉展望台に到着すると登山者が休憩中であった。私達も歩みを止めて田沢湖等を見下ろした。登山道はだんだん岩の多い道に変わり、周囲はニッコウキスゲの大群落が広がった。

  
　　　　　　　　　　　ニッコウキスゲと男岳 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　男岳へ向かって木道を行く
  
　                   　男岳の山肌はすごい 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 男岳山頂方向を見る

ニッコウキスゲの大群落を観ながら進むと登山道は木道に変わった。するとここからも多くの花々が咲き写真撮影に忙しい。前方の男岳を目指してある１人の男性と花の話をしながら進んだ。男性は岩手から来ており、四季を通じてこの山に来ているとのこと、何ともうらやましい話であった。

木道を進むと阿弥陀池、ここはいろいろなコースの交わる場所なので、登山者が次々に集まって来ていた。男性と共に男岳の見える地点まで上ってみた、湖の山肌のニッコウキスゲもそれは見事なものであった。

  
　　　　　　　　　　　　阿弥陀池を見下ろす 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　男女岳を見上げる

いろいろと教えてくれた男性は男岳まで行くとのこと、私達は早いシャトルバスで下りたいのでお礼を行って別れた、阿弥陀池を見下ろしながら下って歩いて来た木道を戻った。以前登っているので最高峰の男女岳も今日は眺めるだけであった。下山時には多くの登山者と行き交いながら八合目駐車場へと下った。

今回の東北遠征は天候に恵まれ山及び温泉を満喫した旅であった。また必ず来るぞと思いながらみちのくを後にするのであった。