メンバー：2名メンバー：2名
コース概要＝天城高原ゴルフ場(11:33)ー万二郎岳(12:40)ーアセビのトンネル(13:02)ー万三郎岳・昼食(14:00)ー下山(14:40)ー涸沢分岐(15:04)ー天城高原ゴルフ場(16:20) 所要時間＝5時間43分
温泉：湯河原温泉・湯処こでん
天城山へシャクナゲを見に行こうと家を出発、厚木から小田原厚木道路を通り時間短縮のため箱根ターンパイクに入って、ひたすら伊豆半島を南下して行く。
箱根ターンパイクは交通量も少なく順調に入山口である天城高原ゴルフ場手前の広い駐車場に到着した。
ゴルフ場手前の車道を右に入り登山道を行くとすぐに標識のある分岐へと着く。ルートを確認していよいよ万二郎岳へ向け登るとヒメシャラの木が多く奥多摩では見られない光景である。
さわやかな初夏の日差しを浴び新緑の中、高度を上げトウゴクミツバッツジを横に見て1時間ほどで万二郎岳に到着してしまった。
一服して万三郎方面に行くと一旦大きく下って行く。その途中からはこれから行く万三郎岳がすぐそこに見られる。
下りきって再び上がるとアセビのトンネルに入る。ゆるやかに登山道を下って行くとシャクナゲの木々が現れるが花は咲いていない。
ブナの根の張る原生林の中をゆるやかに登るとシャクナゲが多くなり、花も少しずつ咲いている。
しかし思ったよりも花は少なく撮影ポイントもない。そうこうしているうちに万三郎岳の頂上に着いてしまい登山者が10名ほど休憩していた。
山頂は展望はないが新緑の光を浴びながら昼食を取った。
天城峠方向から登って来たという夫婦の方と少し話をするとシャクナゲの花は今年はずいぶん少ないとの事であった。やはり年によって花の付きかたも違うのだろうか。
昼食後、写真を撮影してもらい下山を開始、来た道とは違う登山道を降りて行く。そこにもシャクナゲはあるがやはり咲いている木は少なかった。
下りきった場所に分岐点があり、分岐を右に折れ天城高原ゴルフ場方向に向かって歩くとヒメシャラやブナの木々が多く、緑がいっぱいでまぶしいようだった。
その後は大きなブナの木の横を通って高度を下げて行き、ヒメシャラの林を抜け分岐点を通過すると天城高原ゴルフ場前に無事到着した。
帰りに温泉に寄って帰ろうとしたが、できるだけ家の近くに向かおうと湯河原まで北上して、湯処こでんという日帰り温泉施設に寄ってから家に向かった。
シャクナゲが目的の登山ではあったが、ヒメシャラやブナの原生林の緑に感激した1日であった。