メンバー：単独

コース概要＝天塩岳ヒュッテ(6:12)ー連絡道分岐(6:36)ー前天塩岳・軽食(7:56)ー天塩岳山頂(9:10)ー下山(9:30)ー避難小屋(9:55)ー丸山(10:13)ー新道分岐(10:56)ー連絡道分岐(11:11)ー天塩岳ヒュッテ(10:33)　所要時間＝5時間21分

交通手段＝道の駅・とうまに車中泊、翌日レンタカーにて登山口へ

北海道２日目はあいにくの雨となり、しょうがなく天層雲峡温泉で昼から湯に浸かった。明日の天気回復を祈りながら道の駅・とうまで酒を飲んでいると今回初めて青空が上空に広がった。明日の登山に備えて早めに就寝する。

  
登山口の天塩岳ヒュッテ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最初はまたこのような道
  
２度ほど沢を渡った　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　綺麗な道標であった

翌朝、期待して登山口のある天塩岳ヒュッテを目指してレンタカーを飛ばす。今日も上空はどんよりした曇り空、晴れることを祈りながら長い林道を行く。天塩岳ヒュッテの広い駐車場に到着、車は１台もなく今日も寂しい登山だ。しばらく林道を歩き２度程沢を渡って深山へと入って行った。

  
前天塩への急登　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハイマツ地帯へ
  
浮かび上がる道標　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近付く前天塩岳

登山道は周囲のガスのため相変わらず寂しい。背丈の高い草をかき分けながら先へと進んだ。かなり進むと前天塩岳への急登りが始まり、今までのようなペースでは進めなくなる。きつい急登を続けると登山道はハイマツ地帯に変わった。天塩岳へのトラバース路を見送って徐々に緩やかな上りになると山頂は近い。

  
ガスの中の前天塩岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前天塩が遠ざかる
  
一旦下って天塩岳へ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    天塩岳が近付く

ガスの中の前天塩岳に到着、ここで軽い朝食をとりながら小休止する。しかし、周囲は全く見えずここから天塩岳がすぐそこに見えるはずであるが方向すら分からなかった。天塩岳へ向けて出発、一旦下って上り返して行く。天塩岳の山頂が近付くと周囲はいくらか明るくなり始めていた。

  
　天塩岳山頂にて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前天塩岳が見えた
  
ハート形に見えた雪渓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　避難小屋方向も見える

ついに天塩岳に到着、山頂で休憩しているとようやく周囲が見え始め出した。するとさっき歩いて来た前天塩岳や避難小屋方向、そして周囲の雪渓も見えてきた。見えてきた展望をしばらく眺めながら北海道の山に酔うのであった。

  
さらば天塩よ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　避難小屋通過
  
丸山から最後の天塩岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この辺りにヒグマの糞が

山頂より下山開始、避難小屋方向を目指して下って行く。避難小屋への道は平坦で西天塩岳と丸山を見ながら進む。避難小屋を通過すると丸山への坂、丸山のピーク手前からは最後の天塩岳を眺めた。その後はスタート地点へ下るのみ、この下山道で何とまたヒグマの糞を確認する。

  
青空の天塩岳ヒュッテ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　素晴らしい富良野の風景