メンバー：２人

コース概要＝駐車場(8:47)ー女岳登山口(9:25)ー女岳(12:00)ー男岳(12:45)ー女岳(13:15)ー女岳登山口(13:55)ー駐車場(14:35)　　所要間＝5時間48分

温泉：奥塩原温泉・渓雲閣

交通手段：前日家より日の出ＩＣ〜圏央道〜久喜ＪＣＴ〜東北自動車道〜矢板ＩＣー一般道にて白河市(新白河東横イン宿泊・乗用車)　
　 　　　　　　　　　　 翌日一般道にて登山口へ、下山後は奥塩原温泉へ。　　　　　　　　　　　　

今シーズンは関東では全く雪が降らず、福島県の雪山へと向かう。どうせ行くならと日本３００名山の一峰である二岐山を目指す。前日、福島県の白河市に入った。

 
　　　　　　　　　　　今日もフカフカだ 　　　　　　　　　　　　　　　　     　     ようやく登山口へ
 
　                  新雪上を歩いて行く 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この辺りまでは快調だった

登山口が良く分からなかったが、ネットで見た駐車場に車を停める。かなり雪が舞っており、昨日からの積雪はかなりのものだ。ＧＰＳで確認し、今日はスノーシューは持たずに林道を行く。かなり歩くと女岳登山口、ここからは 新雪が積もった登山道である。女岳坂と呼ばれる緩やかな坂が続いた。

 
　　　　　　　　　　　半端ない急坂になる 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 樹氷をかき分けながら
 
　                　本当に地獄坂であった 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　積雪の深さがわかる

登山道はどんどん急になり、積雪も多くなったので、なかなか前に進めなくなる。上っては滑り、上っては滑りを繰り返すので体力が消耗する。１時間以上は急坂で苦しんだであろうか、ようやく尾根と思われる地点へ出て進むと地獄坂という表示あり、本当に地獄坂だったなと思うのであった。

 
　　　　　　　　　　ここで結婚式をしたのか 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 疲れきって女岳頂上へ
 
　              　　  男岳手前の樹氷 　　　　　　　　　　　　　　　   　　　　　 　二岐山山頂・男岳

女岳手前の樹木に山頂結婚式の表示板あり、ここで結婚式を上げたのかなと思いながら深い深い積雪にトレースを着けながら進むと女岳山頂であった。今までのきつい行程に思わず寝そべってしまった。ここが二岐山の山頂ではないため、少し休憩して男岳を目指す。

女岳から一旦下って鞍部へ、ここまでは良かったが男岳へはまた上り返し、ここからの積雪がまたすごかった。足をとられながら一歩、一歩、ゆっくりと高度を上げて行くしかなかった。ようやく山頂手前まで行くと周囲の木々の樹氷が美しかった。二岐山の山頂である男岳に到着するが、寒さで記念撮影後すぐに下山した。

 
　　　　　　　　　　ゴジラのような樹氷 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　樹氷の間を抜けて
 
　                　 鞍部から女岳を見る 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   帰りは見えた男岳

帰りは余裕があったので、樹氷群を良く見ながら下る。まるで怪獣のような樹氷、これが大きければモンスターと呼ばれるものだ。鞍部からは来る時は見えなかった女岳の姿が、そして振り返れば男岳も姿を見せ始めていた。

 
　　　　　　　　　　　帰りは晴れてくる 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　下界も見えるようになる
 
　                  　　女岳登山口で 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　麓からの二岐山

女岳へと上り返し地獄坂へ、上空には青空が広がり始め明るくなってくる。地獄坂の坂も帰りは尻セードで下ればあっと言う間に高度が下がって行く。女岳登山口で今日初めての食事、余裕がなかったので何も食べずに歩き続けたのだ。

林道を歩いて今日の辛い山行きが終了、塩原温泉方向へと向かう車窓からは女岳、男岳がツーショットで見え、まるで私達を見ているようであった。