メンバー：２人

コース概要＝リフト上部(8:30)ー三ノ丸(9:47)ー氷ノ山山頂(10:55)ー下山(11:30)ーリフト上部(13:31)ースキー場(14:15)　　所要時間＝5時間45分

交通手段＝前日中国自動車道の加西SAに車中泊ー翌日山崎ICで高速を下りー穴栗市ー若桜町

今回は西日本でも雪深い地域へに二百名山二山に登ろうと計画した。前日の昼に家を出発して中国自動車道の加西サービスエリアに車中泊して。翌日、一つ目の山である氷ノ山に向け車を走らせた。

   
リフト上部からの景色 　  　　              　　　　　　　　　　快晴・後方は雲海
   
急な斜面を上った  　  　　　　　　              　　　　　　　歩く場所は慎重に

わかさ氷ノ山スキー場の駐車場に車を停め入山準備、８時に動き出すリフトを待つ。本日リフトに乗るのは私達が一番乗りのようであった。リフトを二つ使用してリフトの上部から歩き出すが最初から急斜面、快晴の空の下に浮かんだ雲海を見ながらスノーシューを装着した。

樹林の間をスノーシューで上り出すが最初はかなりきつい斜面であった。すこし緩やかになった登山道、まだまだ雪が深く雪庇に注意して進んだ。

   
氷ノ山山頂が見える 　  　　              　　　　　　　　　　　尾根を上ると緩やかに
   
広ーいどこでも歩ける  　  　　      　　　　　　　　　　　　　ここでも雲海がすごい

尾根歩きを続けると進行左手には氷ノ山の山頂と思われるピークがすでに見えていた。かなり上ると緩やかな広い広い登山道に変わりどこを歩いても良い。徐々に曇り空となってはきたが、ここからも素晴らしい雲海が眺められるのであった。

   
また大きくなった山頂 　　              　　　　　　　　　　　　　道標もまだ雪の中に
   
赤く可愛い避難小屋が  　  　　              　　　　　　　　　　　三ノ丸から氷ノ山

広い広い雪原を行くとまた山頂が大きくなった。三ノ丸付近の道標はまだ雪の中であった。赤く可愛い三角形の避難小屋があると三ノ丸である。三ノ丸で少し休憩、もう半分以上は来たので曇ってきてはいるが大丈夫であろう。

   
雲海が徐々に上に  　  　　     　　　　　　　　　　　　　 　　　頂上はまだまだ
   
根開き現象が見られる 　  　　              　　　　　　　　　　　山頂直下に至る

周囲はますます曇り出したがホワイトアウトにはならないので山頂の三角屋根の避難小屋を見ながら進む。三ノ丸からは緩やかなアップダウンが続き思ったよりも時間が掛った。途中、根開き現象等見ながら二ノ丸を通過しいよいよ山頂直下に至る。

   
もうすぐ山頂だ  　  　　     　　　　　　　　　　　　　 　　　 兵庫県の最高峰
   
三角屋根の前でポーズ　  　　              　　　　　　　　　　帰りはゲレンデを滑った

山頂が近付き振り返るとリフト上部にいた男性４名が後方に迫って来ていた。山頂の前で記念撮影後、風が強いので三角屋根の避難小屋の中で休憩する。到着した４人の男性も中へ入り話すと、地元から来ているとのことであった。小屋の中で３０分位は休憩したであろうか、また違う登山者が小屋に来たので出発することにする。男性達に「お先に」というと「会えて良かったよ」と気持ちの良い返事が返ってくる。

下山時は三ノ丸から少しボードで滑り、リフト上部まで戻った後はゲレンデを気持ちよく滑走して行く。関西屈指のスキー場ももうすぐシーズンは終了、名残を惜しむかのように多くの若者たちが滑走していた。