為五郎の山行き歴　2000年〜2001年

御坂黒岳（1793m）・2001年10月3日（快晴）

メンバー：2人

コース概要＝三ツ峠入口（10:27)ー御坂峠(11:47)ー山頂(12:35)ー展望台・昼食(12:40)ー下山(13:24)ー御坂峠(14:04)ー三ツ峠入口（15:03)所要時間＝4時間36分

快晴の空の下を中央道に入り飛ばし、一宮御坂ＩＣで降り御坂峠へと向かう。
ブドウ畑を横に見て走って行くと左に御坂みちと呼ばれる旧道への入口があり、ここを登って行くと天下茶屋というほうとうのおいしい茶屋に行けるが、今日は新御坂トンネルを超え三ツ峠入口へと車を走らせる。トンネルを出るとすぐ左側に駐車スペースが少しある。

杉林の登山道を登り始めて、その後つづら折りを進んで行く。ミズナラ林を進み途中で三ツ峠や富士山が快晴の空の下に見えてくる。不思議なことに先日大菩薩嶺から見えた冠雪はすっかりなくなってしまっていた。
広い御坂峠に着くと休業中の御坂茶屋があり、昔は城があったらしいことが看板に書いてある。昼食を取っている夫婦の方が一組おり、近くで少し休んで山頂に向かって歩き出す。

ブナ、ミズナラの林を行くと、登山道脇に紫の色が目を引くヤマトリカブトが咲いていた。
その後も色付いてきた登山道を登り山頂へと向かって行く。山頂への途中からは河口湖が左下に見降ろせ快適である。

山頂へと頑張って登るが、1793mの山頂からは展望はなく、写真撮影をしてすぐ近くにある展望台へと歩いて行くと目の前に河口湖と富士山が大きく現れた。
そこから西方向には奥御坂の山々がすぐそこに見え、その先には南アルプス連峰も見えている。

展望台には他に４名の登山者がおり、狭いのでこれ以上来ると満杯になってしまうなと思う。
富士山をバックに昼食を取りながら、快晴の富士山を心行くまで眺めた後、展望台から別れ山頂付近の紅葉を楽しみ、去りがたいが下山を開始する。
後は来た道を下るのみであり、自然に足は進み三ツ峠入口へと到着した。

この山はブナ、ミズナラの樹林と富士山と湖を満喫できる山であった。快晴のこの日に訪れることができ良かった思いながら帰途へと向かった。