メンバー：単独メンバー：単独
コース概要＝一本木登山口（10:10)ー一湖台入り口(10:38)ー一湖台(10:48)ー段和山(11:38)ー足和田山・昼食(12:00)ー三湖台(13:16)ー紅葉台(13:31)ー国道(14:15)ー風穴(14:30)ー一本木登山口(15:20) 所要時間＝5時間10分
温泉：河口湖温泉・野天風呂・天水
本年最後の山行きをしようと考えるが12月にもなると登れる山は限られ、景色が良さそうなので足和田山に行ってみることにした。
中央高速道路の河口湖ＩＣから富士パノラマラインを進んで一本木登山口の道路脇に車を停める。
一本木から登ると足和田山はすぐであるが、距離がなく面白くないので河口湖を望める一湖台から行こうと思いしばらくは車道を東に歩いて行った。
勝山という集落に一湖台へのハイキングコースがあり、なだらかな坂を登って行った。
葉の落ちた樹林の中を行くと一湖台と足和田山への分岐点があり、一旦右に折れて一湖台へと向かう。小さな神社がありその先に行くと眼下に河口湖が見え、青く冷たそうな水面が広がっていた。
一湖台を後にして逆戻りし、河口湖の長浜付近を見ながら平坦な登山道を歩いて行った。
段和山への登りが始まり、登りきって更に進むと左手から一本木登山口からの登山道と合流した。合流地点から足和田山の山頂はすぐであった。
山頂は広く、木製の大きな展望台が真ん中に設置されていて、すぐにその上に登ってみた。展望台からは南側に雄大な富士山が見えたが、先月三ツ峠山から見たときよりも冠雪は少ないようだ。また、西側の木々の間には河口湖が見えていた。
昼食を取り少し休憩してから今度は三湖台に向けてゆるやかに下る快適な登山道を行く。東海自然歩道という良く整備された道が続き、右手に見える山々を見ながら下って行った。
下って行くと進行方向の右手に三湖台と思われる山の出っ張りが見え、左手にある車道の脇を更に進んで行った。
三湖台に到着するとその広さには目を奪われた。野球場が一つ位入るのではないかと思うような広さであった。
三湖台の真下に青い湖面の西湖が見え、湖脇には西湖民宿村がすぐそこに見えていた。西側に目を向けると樹海が広がり、その先には本栖湖、更に南アルプスも遠く見えている。
三湖台でしばらく景色を見た後は紅葉台に向け下る。紅葉台には古いレストハウスが立っており、その脇を抜け国道139号目指して下って行った。
国道に下りきって鳴沢氷穴、富岳風穴間の樹海の道を歩いてみることにして、薄暗い樹海の中を歩いて行った。観光客も少なくなった道は本当に寂しく思われた。
富岳風穴付近まで行くと若い男女のグループがいてやっと人に会えたという感じであった。
再び国道に出てからはこ国道139号・富士パノラマラインをひたすら一本木登山口に向けて歩いて行った。富士眺望の湯・ゆらりの前を通って右手の雲にほとんど隠れそうな富士山を見ながら車を停めた地点に戻った。
その後は河口湖温泉の元湯・天水に立ち寄って汗を流して本年の山行きを終了した。帰りに近くのホテルのクリスマス・イルミネーションを見て今年も終わりだなとつくづく思った。
本年も健康でいろいろな山に登れて幸せであった。来年はもっと多くの山々に登ろう。