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 メンバー：２人
コース概要＝片貝山荘(5:30)ー１４７９ｍ地点(8:06)ークワガタ池(10:39)ー毛勝山山頂・軽食(11:25)ー下山(11:45)ークワガタ池(12:26)ー１４７０ｍ地点(14:30)ー片貝山荘(16:30) 所要時間＝11時間00分
 温泉：境鉱泉
 交通手段＝鍬崎山下山後、、翌朝登山に備え魚津市の片貝山荘へ(乗用車)
 鍬崎山下山後に翌日の毛勝山登山に備えて山友さんが予約してくれた片貝山荘にいってびっくり。夜のせいもあるのかかなり寂しい場所にあるかなり怖い建物であった。以前は電力会社の宿泊施設、それを今は登山者に貸しているようである。寂しいのでついワイン等で酔いすぎてしまった。
 
これが片貝山荘 いきなりの急登だ
 
ようやく平坦に 右手に雪渓が
翌朝、５時３０分に片貝山荘を出発、登山口には数台の車が停まっている。４人のグループに続いて行くと林道左手に登山口を確認する。登山道に入るといきなりの急登が続く、早朝からのこの急登は二日酔いの私にはかなりきついものであった。山友さんは快調、ようやく急登が終わると４人が休憩中、私達も一息ついた。
休憩後、また４人に続いて平坦になった登山道を行くが、すぐに急登までは行かないが上って行く。登山道右手を見ると何と残雪が見え、春はあれを上って行くのかと思う。
 
天然なめこ多し 左手にガスが上がる
 
色付く登山道 可愛い花アップ
北西尾根を進むと何やら４人が立ち止まって何やら採取している様子、近くに行ってみると天然なめこであった。確かに美味しそうななめこではあるが私はきのこはいいやと採取しなかった。高度が徐々に上がると周囲の木々の色付きが良く、まだ気持ちは悪いが快適な登山となった。
 
チングルマの果穂 ゴゼンタチバナの実
 
約２０００ｍ地点 素晴らしい紅葉
登山道を進むと先行している女性２名あり、４人に続いてこの２人を抜いた。もう９月下旬なので花は咲いていないだろうと思っていたが、登山道周囲にはチングルマの果穂やゴゼンタチバナの実が目を楽しませてくれる。標高約２０００ｍ地点の軽いアップダウンでは更に素晴らしくなった紅葉が元気をくれる。
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綺麗だ―なー クワガタ池
 
最後の急登を行く ガスの中の登山道
ずーっと先行していた４人が休憩、先に行って下さいと言われここで初めて４人を抜かした。少しガスってきた登山道を更に高度を上げるとクワガタ池と呼ばれる池が右手に現れる。少し高い場所から見れば確かにクワガタのような形である。そしていよいよ山頂直下の急登になり、一歩一歩上を眺めながら上って行く。
 
毛勝山山頂 寒いポーズ
 
シラタマ クワガタ
ついに毛勝山の山頂に到着、そこには登山道で抜いて行った男性１名が休憩していた。かなり晴れるのをまったらしいがこのガスでは今日は展望は見れないであろう。私は展望はないものの今回一番の目標であった手強い山に登ることができ大満足であった。
私はようやく二日酔いも治まって食事が摂れるようになり、昨日買ったマス寿司等を食べた。山友が「寒い、寒い」と訴えるので下山をすることに、最後に山頂で寒いポーズで記念写真を撮影した。また、クワガタ池ではクワガタポーズで撮影(笑)
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下山時は明るくなる オレンジが特に良い
 
紅葉をかき分け ひときわ目を引く
下山時はかなり明るくなったので尾根の紅葉を鑑賞しながら下って行く。それにしてもいい色、これからもっと色付いていくんだろうな。その後は深い雪に包まれることであろう。
 
登山口に下り切る 何と最後に雄姿が
尾根を快適に下って最後は早朝に苦戦したあの急坂を下る。本当にすごい坂、設置されたトラロープを頼りに一気に下って行った。ようやく林道に飛び出て片貝山荘に向かっていると何と数分間だけ毛勝山が姿を現してくれた。また来いよと言っているようであるが、ここには来ないだろうなと思うのであった。
片貝山荘前に無事到着、しかし昼間見ても本当に寂しい山荘である。各自の車で山から下った後、２日間を共にしてくれた山友さんとは明日からの仕事のためここでお別れである。「有難う」と再会を誓い私は３山目のある糸魚川方面へとアクセルを踏むのであった。
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