メンバー：２人

コース概要＝長者の森登山口(9:15)ー白岩登山口合流点(10:30)ー見晴台(11:09)ー前衛峰(11:43)ー御座山山頂・昼食(12:17)ー下山(12:55)ー前衛峰(13:27)ー見晴台(13:47)ー白岩登山口合流点(14:18)ー長者の森登山口(15:18) 所要時間＝6時間03分

温泉：浜平温泉：しおじの湯

交通手段：往路＝自宅ー上野原市(中央自動車道・上野原ＩＣ〜須玉ＩＣ)ー北杜市ー北相木村
　 復路＝一般道にて秩父ー青梅市ー帰宅(乗用車)

      　　　 　　　長者の森より入山  　  　　              　         コテージが並ぶ

まだ紅葉には早いとは思うが、最近多忙で山行きの機会がなかったので日帰りで御座山に向かう。清里を抜け八ヶ岳を見ながら入山口を目指した。北相木村に入り白岩登山口から登る予定であったが、村お勧めのコースである長者の森から登ることにする。長者の森の駐車場に車を停め歩き出すと、周囲にはパターゴルフやフィールドアスレチックスがあり、真新しいコテージも並んでいた。

      　　　　　きのこが多く見られた　  　  　　              　　階段状の登山道を行く

長者の森の林道をしばらく進み本格的な登山道となる。登山道の脇には多くのきのこが見られ秋の深まりを感じる。登山道は階段が作られかなり整備はされているものの、登山者が少ないのか草が茂り時々登山道が隠れる程であった。静かな深山をゆっくりと登って行くと尾根になる。

      　　　　　紅葉が始まっていた 　  　　            　　 　　　　御座山がようやく見えた

      　　　　　　　青空に映える 　  　　              　　　　　　東京電力の大きな塔

１５００ｍを超える尾根は紅葉が始まっており、時々立ち止まり景色を眺めた。また、御座山が本日初めて見えまだまだ遠いなと思いながら歩いて行く。緩やかに下る登山道を行くと前方には赤白の大きな鉄塔が近付く、東京電力の鉄塔の真下に行き見上げると本当に大きい。

      　　　　　先程の塔が遠くなる  　  　　              　　　見晴台から前衛峰方向を見る

鉄塔から少し歩くと白岩登山口から来た道と合流、そこからしばらくは緩やかな下りとなる登山道を行く。登山道は急にきつい登りとなり周囲にはシャクナゲの木が多くなり始める。下って来た男性１名とすれ違うと「前に小学校の３０人位の団体がいましたよ」と言っていた。

急な登山道を登ると見晴台と思われる右側約１８０度が開けた場所に出た。また男性が１名下りてきたので挨拶を交わす。その場所からは先程歩いて来た赤白大きな鉄塔がもう遠く見えていた。また、北側方面には少し紅葉が進んだ前衛峰方向が見えていた。

      　　　　　紅葉とシャクナゲの木  　  　　              　　　　　　絶対毒キノコ

      　　　　前衛峰から御座山を見る  　  　　              　　　　苔むす急な坂を行く

シャクナゲの多い狭い登山道を行くと、この辺りにもきのこが多く中にはいかにも毒きのこだろうと思われる真っ赤なきのこも見られた。歩いて行くと前方より小学生の団体の声と思われる声が時々聞こえるようになった。登り続けると前衛峰に到着、岩の多いその場所からは一段と紅葉の色が濃くなった御座山が目の前に見えていた。

ここからが本日一番の急登となるため、一旦うだの沢のトーミに下った後小休止した。いよいよ最後の登り、少し湿っている苔むした登山道は滑りやすくつらい。急なので時々立ち止まり息を整えて頂上を目指した。斜度が緩やかになるとすぐに頂上手前の立派な避難小屋があり何人かの小学生がいた。

      　　　　山頂には小学校の団体が  　  　　              　　　　　迫力あった岩の峰

      　　　　　八ヶ岳は見えなかった  　  　　              　　　山頂の表示・左は絶壁だ

小屋からすぐに岩峰の頂上となるが、確かに小学生と先生の数が多い。一般の登山者は６人位いたであろうか。私達は山頂の表示のある地点の裏側で食事とした。しかし清里で見えていた八ヶ岳は見えないものの岩峰の上は気持ちが良い。すぐに横に見えた切り立った岩峰、そして近くに見える紅葉の山、食事をしながら秋の景色を楽しんだ。

食事をしていると小学生の団体が「光った」、「また光った」と言っている。どうやら北相木村の小学生らしくて、麓の小学校からライトか何かを照らしているのであろうか。そんな小学生の団体も山頂を去り、一般の登山者も去り、いつの間にか山頂には私たちだけが残った。

      　　　　　山頂から前衛峰を見る  　  　　              　　　登山道で拾ったドングリ

私達も下山を開始、前衛峰で小学生の団体を抜き快調に下った。登山口近くでは山頂にいた３名の男性を抜き無事に下山した。 下山後、ポケットの中にあった登山道で拾ったドングリを見て本年最初の秋山登山を振り返った。