メンバー：単独メンバー：単独
コース概要＝田ノ原(7:50)ー八合目石室(8:42)ー九合目石室(9:16)ー大滝頂上(9:36)ー剣ヶ峰(10:00)ーニノ池小屋(11:00)ー覚明堂(11:20)ー昼食(11:40)ー大滝頂上(12:27)ー九合目石室(12:35)ー八合目石室(13:03)ー田ノ原(13:42) 所要時間＝5時間52分
温泉：諏訪湖ハイウェイ温泉
平成16年中に3000m級の山にもう一度行きたくて、休暇をもらい御嶽山に登ることにした。中央高速道路から長野自動車道に入って塩尻ＩＣで降り、一路国道19号を木曽方面に下って行く。
心配な天気は木曽福島辺りまで悪かったが、登山道のある田ノ原へ向かうと快晴の空に変わっていた。
途中スキー場の上部からは朝の雲海も見え感激的であった。田ノ原に到着、駐車場には５台ほどの車が停まっており、駐車場からは快晴の空の下にこれから向かう御嶽山が見えていた。
田ノ原を出発すると最初は公園になっている平坦で広い道を進んで行く。目の前に御嶽山が迫り登山道も見えている。
階段を登り鳥居をくぐっていよいよ本格的な登りが始まり、樹林帯の中を行くと「あかっぱげ」という場所があるが、なんのことやらさっぱりわからなかった。
高度を稼ぎ金剛童子等の像がある場所に行くと森林限界になって登って来た田ノ原の駐車場も良く見える。
大滝頂上付近を見ながら登って行くと八合目石室、九合目石室があり、岩の間の登山道を進むと大滝奥ノ院への道が左に分かれる。頑張って登ると大滝頂上山荘となり、山荘の脇を通り立派な神社がある大滝頂上に到着した。
大滝頂上からは剣ヶ峰が大きく迫り、後方には快晴の空が青一色で出迎えてくれていた。
大滝頂上から剣ヶ峰へ向かうとさえぎる物が何もなくなり、強風でかなり寒い。
仏像が何体も立っている場所を過ぎると頂上への急登となり、御嶽頂上山荘の建物を目指して登って行く。御嶽頂上山荘に到着するが、小屋はすでに今期の営業は終了しているようであった。
頂上小屋の脇から階段を登って御嶽山の頂上に到着した。御嶽神社のある頂上にはまだ誰もいなくてひっそりとしていた。
山頂からは快晴なので北側に乗鞍岳、北アルプスが望め、東側には中央アルプス、南アルプス、その先には富士山もはっきりと見えていた。
山頂で写真撮影をして神社の裏手から36童子おはち巡りに向かう。登ったり、下ったりを繰り返して水のない一ノ池の周辺を巡り、ニノ池へと下って行った。
二ノ池の脇にあるやはり営業を終了したニノ池小屋脇を歩くとニノ池は少し凍っていて朝晩の寒さを感じた。
ニノ池は緑色で水量が多く、風により波が立っていた。ニノ池脇を覚明堂方向に進み、再び剣ヶ峰方向に登り返して行き、途中で昼食をして休憩する。中央アルプスの先の富士山が本当に良く見える。また、頭上には見たこともない雲が漂い、まるで冬の到来を告げているような感じであった。
昼食後、大滝頂上に向かう分岐点を下り大滝頂上へと向かうと快晴の空から雲が多めの空へと変わって行った。
その後、田ノ原に下って国道19号を北上し温泉を探したが国道沿いには見当たらないため、中央高速道路の諏訪湖ＳＡ内にある諏訪湖ハイウェイ温泉に浸かって帰った。