メンバー:単独 前日、山友さんと別れ道の駅・越後市振の関で車中泊、今日からは単独での山行きである。幸い天気は良さそうなので単独でも寂しくはないであろう。
清水倉登山口にある3台ほどの駐車スペースに車を停めて入山、静かな山へと入って行った。ほぼ平坦な登山道をしばらく歩くがまだ陽は差さない、しかし上空には青空も見えるので期待できそう。キツリフネを観て徐々に傾斜がきつくなってくると一本杉峠であり小休止する。
一本杉峠からは登山道はきつくなり、滑りやすくて草のうっとおしい嫌な歩きだ。一旦大きく左方向へ山を回って行くと金木平である。ここは水場があるらしいが、今日は流れてはいなかった。高度が上がったので遠くの山々が見えたり隠れたりしている。ここからはかなり急登おまけに粘土質の土で滑る滑る。
登山道はグチャグチャの場所も多く、登山靴はすでに泥だらけであった。黒姫小屋跡地を通過して最後の急登、西峰ピークに飛び出ると展望が開けた。青海黒姫山の山頂がすぐそこに見えるが周囲の山並みも素晴らしく、他の山と違うのは眼下に日本海が見えることそして糸魚川市街が広がっている。
少し紅葉した尾根を行くと近付く山頂、確かに下は石灰岩のようだ。山頂に到着、以前は立派な社があったらしいが落雷で跡かたもなくなっていた。山頂で日本海を見下ろしながら軽食、今日の山は今回の4山のうちでは一番短時間に登れる山ではあるが眺望はなかなかのものである。 |