 メンバー：１２人
コース概要＝神ノ川(9:18)ー熊笹ノ峰(12:05)ー檜洞丸山頂・昼食(12:45)ー下山(13:50)ー熊笹ノ峰(14:25)ー小笄(15:24)ー犬越路(16:21)ー神ノ川(17:30) 所要時間 7時間12分
 温泉：道志川温泉・紅椿の湯
 交通手段＝往路：自宅ー八王子市ー道志村(乗用車) 復路は往路の逆
 mixiの大人の山歩きコミュで私が企画した「シロヤシオ咲く檜洞丸」イベントに１０名が参加してくれ、乗用車３台にて登山口である神ノ川に集合する。軽く自己紹介をして私を先頭にまずは車道歩きだ。私は過去一度ここから登っているのでこのコースが急であることを知っている。
 
藤の花がワンポイント 急登すると見事なブナ林
車道から右手の登山道に入ると植林された杉林の中なので少し暗い。皆がついて来れるようかなりゆっくりと登って行った。心配していた女性もどうやらこのペースならついてこ来れそうである。木々に巻き付いた藤の花等を見て上部へ。高度を上げ一旦車道を横切ると今度は檜林の中に入る。
後方が遅れないように概ね３０分ごとに小休止を入れるが、それでも最後方の２名が遅れ始めた。登山道の周囲はブナ林となり新緑が眩しいくらいに美しく、皆休みながら「綺麗ねー」と声を上げた。
 
最初のシロヤシオ 熊笹ノ峰を目指して
 
熊笹ノ峰からの稜線 ヒメシャラの木もあった
ブナ林の中の快適な道を行くと最初のシロヤシオに出会う、本年初のシロヤシオに感激の瞬間であった。まだこの一本の木だけであるが、シロヤシオは例年と同じように美しく、今年だめだったアカヤシオに比べて元気でほっとした。写真を撮って熊笹の茂るかなり急になった斜面を登って行く。
熊笹ノ峰まではかなりの急な登りなので話声も少なくなってしまった。私は「もう少し、もう少し」と声を掛けながら登って行った。ようやく熊笹ノ峰に到着、ベンチに座って最後尾が来るのをゆっくり待つ。さすがにここまで急な登りだと後方とはかなり離れていた。休憩後、右側が大きく崩れおちている檜洞丸への稜線を行く。
檜洞丸のシロヤシオと花々
 
重いくらいに花を付けた木 今年も会えて良かったー
 
シロヤシオ撮影に忙しくなる バイケイソウの群生地を行く
熊笹ノ峰からの尾根歩きは右側が大きく崩れよそみをすると危険だ。シロヤシオの素晴らしい木が次々に現れるため、何度も何度も立ち止まって撮影する。シロヤシオの美しさに感激し、誰もが声を上げながら笑顔で撮影している。清楚なシロヤシオも素晴らしいのだが、稜線には他にもマメザクラやコイワザクラ等の可愛い花が見られるのであった。
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シロヤシオと山 山頂は広い
 
今日も豪華な昼食 山頂の片隅で
写真撮影をしながら崩れやすい登山道や木道を登り山頂へと到着、平日だがシロヤシオ目当ての登山者がかなりいた。私達も一つのベンチに陣取って昼食の準備、一人のマイミクさんの準備してくれた豪華な昼食と私が用意したメロン、イチゴそしてオレンジ、また他のマイミクさんも今日はいろいろな物を持ってきてくれていた。
美味しい食事に楽しいお話、そんな時間はあっと言う間に過ぎる。今日は特に長い中級コースなのでいつものイベントよりもかなり早い約１時間で下山を開始する。
 
山頂直下の急な岩場 帰りもシロヤシオを見続ける
 
大笄からは鎖場３個所 シロヤシオの中を下る
下山は熊笹ノ峰までコースを戻り犬越路を目指す。この下山道脇にも多くのシロヤシオが咲き楽しい。しかし登山道は大笄(おおこうげ)から小笄(ここうげ)の間は険しい登山道に変わり、鎖場も三個所ほどある。皆、鎖を持ち慎重に滑りやすい道を下った。ここでもどうしても後方とは離れがちになるので、時々止まり後方を待って下山して行く。
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袖平山と思われる山容 トウゴクミツバツツジ
 
撮影しながら進む 大きな大室山方向へ
小笄(ここうげ)のピークで後方を待ち、まだまだ遠い犬越路方向へと向かう。登山道の北側には以前一度行ったことのある袖平山と思われる山が見えている。この辺りにはシロヤシオに変わってトウゴクミツバツツジが多くなり、またまた写真撮影会である。進行方向には大きな大室山が近付いてくる。
 
静かな犬越路に到着 檜洞丸方向を振り返る
静かな犬越路に到着、ここからは神ノ川に下るだけなのでもう安心である。歩いて来た方向を振り返ると檜洞丸方向が青空の下に見えていた。最後方を待ち休憩後、神ノ川への急坂を下って行った。神ノ川に到着する頃にはいくつかのグループに別れたが皆無事に下山完了、イベント企画者としては一安心である。
参加者は皆「また、よろしく」と満足した笑顔で神ノ川を後にした。
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