 メンバー：３人
コース概要＝ロープウェイ山頂駅(8:55)ー坪庭(9:10)ー三ッ岳分岐(9:41)ー北横岳ヒュッテ(9:50)ー七ッ池(9:57)ー北横岳ヒュッテ(10:10)ー北横岳北峰(10:20)ー亀甲池(11:24)ー双子池ヒュッテ・昼食(12:16)ー出発(13:20)ー雨池(14:36)ー分岐点(14:44)ー雨池峠(15:29)ーロープウェイ山頂駅(15:48) 所要時間＝6時間53分
 温泉：信州原村八ヶ岳温泉・もみの湯
 交通手段＝自宅ー上野原市ー(中央自動車道・八王子ＩＣ〜諏訪南ＩＣ)ー諏訪市ー立科町(乗用車) ※復路は往路の逆
 北横岳と池巡りに行こうと企画、残念ながらキャンセルが続き３名での山行きとなったが北八の素晴らしい景観を観ることができた。
 
ロープウェイ山頂駅前 北横岳方向を見る
 
山頂駅を振り返る 坪庭を歩いて行く
ロープウェイ山麓駅駐車場で待ち合わせて、始発である８時４０分のロープウェイで一気に山頂駅へ。他に２組の登山者のみ、やはり今日は天候が悪くなっていく予報なので登山者も少ない。展望のないガスの掛った中をロープウェイで高度をあげると、何と一気にガスが切れて青空も広がった。
山頂駅を出てまずは教えてもらったクロユリを探す、クロユリは２輪のみであるが今年も出会えてうれしかった。その後は坪庭の中の登山道を歩いて行く。坪庭にはミヤマオダマキ、キンロバイ、コイワカガミ等の花が咲く。２組の登山者の間に入り高度を徐々に上げて行く。坪庭を見下ろし登山道を進めば北横岳ヒュッテは近い。
 
ひっそりとした北横岳ヒュッテ 一つ目の七ッ池はすぐだ
 
北横岳山頂から蓼科山 北横岳から血の池を見る
ヒュッテの前のベンチにザックを下ろしてすぐ近くの七ッ池へ。本当に少し歩けば池だが寄ったのは初めてである。静かな七ッ池を見た後はヒュッテに戻り、北横岳への急な坂を行く。それほど疲れずにまずは北横岳の南峰へと飛び出る。見えないと思っていた蓼科山も見え思っていたよりも天候は良い。
南峰から数分歩けば北峰でここが北横岳の山頂である。ここは何度訪れているであろうか、冬にも来ているので３、４度目である。山頂からは直接行くことはできないが、血の池が樹林の中に見える。
 
北横岳の山頂にて 亀甲池への急坂を下る
 
亀甲池に下った 双子池方面へ
山頂から亀甲池への下りはかなりの急坂、ゆっくりと静かな樹林帯を行く。苔むす風景が何とも言えない、苔の上に生える小さなキノコが可愛いかった。途中で上って来る男性２名と行き交うと下部に亀甲池が見えてきた。亀甲池まで下って小休止、何でも夏には水が引いてしまうらしい。その後、双子池へ。
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天狗の露地付近 苔むす景色が良い
 
緑池は本当に緑であった 雄池の手前で昼食にする
双子池への登山道は苔むす風景が美しい、まるで屋久島のような風景が続いた。双子池の一つである緑池に到着、池の近くにはテントサイトがある。確かに緑池はその名の通り緑色に見えるのであった。緑色を通過すると目の前に双子池ヒュッテが現れ、ここのベンチで昼食とする。双子池のもう一つの雄池は飲料可能の綺麗な池であった。
 
掘ったばかりのジャガイモ ナスとジャガイモの料理
 
昼食後はこんな景色に 快適な林道を行く
ベンチで昨日掘ったばかりのジャガイモを塩ゆでに、またナスとジャガイモにトマトソースにチーズをのせてハッピーコールフライパンで焼いた。楽しい昼食を終えて再び雄池を見ると池はガスで覆われ幻想的な風景であった。その後は快適な林道を歩き雨池方面へと向かった。
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サルオガセの掛る樹木 雨池・名の通り雨が降る
 
雨池峠への岩場を行く 縞枯山荘の前を行く
サルオガセの垂れる樹林帯の中を進み右手の登山道へと入る。ここからは少し暗い登山道、ここからは下った分徐々に高度を上げていかなければならない。笹の茂る樹林帯を行くと急に明るくなって目の前に最後の雨池が現れた。ここで上空から雨が落ち出し、名の通り雨池であった。
雨池から右に折れて雨池峠への岩がごつごつした登山道を上ると、冬にスノーシューで歩いたコースである。小雨降る平坦な登山道を歩き、縞枯山荘の前を通過すればロープウェイ山頂駅はもうすぐ。思っていたよりも天候は良く、初めて歩く静かなコースに満足した１日であった。
北横岳周辺で見かけた花々
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