メンバー：２人

コース概要＝高峰温泉(8:55)ー池の平入り口(10:23)ー雲上の丘(11:01)ー池の平湿原・昼食(11:30)ー出発(12:16)ー高峰温泉(13:20)　所要間＝4時間25分

温泉: ランプの宿・高峰温泉

交通手段＝高峰温泉〜雪上車にて〜あさま２０００スキー場駐車場ー佐久市ー佐久ＩＣ〜上信越自動車〜藤岡ＪＣＴ〜関越自動車道〜鶴ヶ島ＪＣＴ〜圏央道〜日の出ＩＣー日の出町ー自宅(乗用車)

      　　　　　　　　　　　　　　　　　雪上車が停まる高峰温泉の前を出発する

秘湯・高峰温泉で１泊し、翌日は池の平湿原スノーシューコースでスノーシューを楽しむことにする。山へ登るコースもあるが昨日も登っているので今日はなるべく楽なコースを選択する。高峰温泉の前に出ると今日は快晴、最高のスノーシュー日和である。

      　　　　　　　　　　　　　　　　最高のコンデイションの中、林道を行く

雪上車が停まる高峰温泉を出発、まずは高峰林道コースを歩いて行く。林道を行くとまだ９時を過ぎたところなのでかなり寒く、特に手の指と顔がしびれるようだ。３日ほど前に降った新雪を踏みしめながら進む。歩くにつれ手足や顔も暖かさを増し快適となった。

      　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　池の平湿原入り口に到着

林道を進むと進行左手には雲海の上に富士山と八ヶ岳が美しい。展望を見ながら何度もカーブを曲がると出発地点の高峰温泉も見えていた。林道歩きを約１時間半ようやく池の平湿原の入り口に到着した。入り口で小休止してスキー登山の２名に続き斜面を歩き出した。

      　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　槍ヶ岳と穂高連峰を見る

斜面を前のスキーヤーが残したトレースの上を歩き徐々に高度を増す。斜面を行くと随分前に花々を観にここを訪れた事を思い出した。かなり上ると尾根になりここから目的の雲上の丘までは少しアップダウンが続くが快適である。

今日の目的の場所である雲上の丘に到着すると３６０度の大展望であった。歩いて来た方向に東篭ノ塔山と水ノ塔山が、南側の眼下に池の平湿原とその後方に先ほどから見えている富士山、八ヶ岳が、そして一番なのは西側の展望で北アルプスのほとんどの山並みが見えるのであった。

      　　　　　　　　　　　　　　　　      　   斜面を快適に下った

大展望を観た後、スキーヤー２名が下って行った斜面を下って行く。斜面にはスノーシューのトレースもあり、その上を行くが少し外れると積雪が多いので沈んで苦戦した。楽しい斜面下りを終えた後は池の平湿原の木道が出ている場所で軽い昼食、今日は寒いのでカップヌードルにしたがなかなかお湯が沸いてくれなかった。

      　　　　　　　　　　　　　　　　　　　帰り道でニホンカモシカに遭遇

昼食後は歩いて来た林道を戻るのだが、帰りは下りなのでそうは疲れない。もうすぐ高峰温泉という所で林道にいるニホンカモシカに遭遇、こっちもびっくりしたがカモシカもびっくりしている様子である。カモシカの横を静かに通り過ぎようとした次の瞬間、いきなりカモシカが為五郎めがけて突進してきたのである。これには少しビビったが私の目前で威嚇し、右の崖下へと逃げて行ってしまった。カモシカは本当は怖がりなのであろう。

去って行ったカモシカを見送ってから高峰温泉に戻り、雪上車の出発時刻までの間に温泉に浸かり体を温めるのであった。この宿にはいつかまた来るであろうと思いながら雪上車で温泉を去るのであった。