メンバー:単独 昨日氷ノ山に登った後、休暇村・竹野海岸に宿泊し松葉ガニとお酒に酔い就寝する。翌朝、鳥取県の蒜山高原へと車を走らせた。
車で倉吉市に入ると蒜山が目の前に迫ってくる。上蒜山への登山口にある駐車場に車を停め歩き出した。小さな牧場を通過し登山口に着くといきなり杉林の中の急斜面である。階段状の本当にきつい斜面を上って二合目、三合目を通過すると登山道には積雪が多くなった。
時々登山道から振り返り上って来た方向を眺めながら更に上部へ。笹の茂る急な斜面を上り切ると本格的な残雪歩きだ。右側の雪庇に注意して徐々に高度を上げていくと槍ヶ峯と思われるピークが見えた。雪に足を取られながらもどうにか槍ヶ峯に到着すると中蒜山が大きかった。
槍ヶ峯で小休止、百名山の一峰である大山を眺めしばらく休憩した。ここからも雪庇が尾根の右側に張り出しているため出来るだけ左側をゆっくりと上って行った。上蒜山の分岐点に到着、ザックを下ろしてピークに向かうが山頂表示はなく仕方がないので山頂と思われる場所で記念撮影した。
分岐点で軽い昼食をとり尻セードで一気に尾根を下って中蒜山歩行へ。いったん最下部まで下って上り返し、縦走はやはりこれが疲れる。どうにか中蒜山に到着、ここから見る雪の上蒜山は素晴らしい山容であった。展望を楽しみ満足して下蒜山方向への登山道を行く。塩釜冷泉への分岐点からはまた尻セードで、ここの斜面はかなり急なのでかなり速度が上がりあっと言う間に100mほど下ってしまった。
その後は五合目である日留神社を通過しどんどん下った。最後は沢の中を慎重に通過し一合目へ。一合目から塩冷泉は近くて夏場は賑わうであろうキャンプ場等のある塩釜冷泉に下山を完了した。その後、宿泊先の休暇村・蒜山高原に着くと部屋の窓からは今日登ったルートのほとんどが見え、ビールを飲みながら余韻に浸る為五郎であった。 |