メンバー：単独

コース概要＝黒瀧山不動寺駐車場(8:32)ー黒瀧山不動寺(8:39)ー分岐(8:45)ー観音岩(9:00)ー鷹ノ巣山(9:22)ー上底瀬(9:39)ー黒滝山登山口(14:00)ー黒瀧山不動寺駐車場(10:10)　所要間＝1時間38分

温泉:やまびこ荘

交通手段＝一般道にて青梅市ー飯能市ーー秩父市ー上野村ー南牧村(乗用車)

 
黒瀧山不動寺の紅葉はもう少し　　　　　　　　　　　　　　　リンドウがまだ咲いていた

春には良く行く西上州の山に紅葉を観に行ってみることにする。いろいろな山があるが、本日はまだ登ったことのない黒滝山と立岩に行ってみようと思う。上野村を抜け南牧村に入ると見慣れた風景が目の前に広がる。黒瀧山不動寺の駐車場目指して乗用車を走らせた。

駐車場には車は停まっていなくて、今日も静かな登山が楽しめそうである。黒瀧山不動寺まで歩くと鐘撞堂があり、下方向が良く見えていた。宿泊もできる寺の前を通過し少し行くと分岐点、右に行けば荒船山まで行けるらしい。登山道にはまだリンドウが咲いていた。

   　
狭く急な馬の背を行く　　　　　　　　　　　　　　　　　　黒瀧山不動寺を見下ろす

黒滝山という山はなく、この周辺の山や岩峰全体を黒滝山と呼んでいるそうだ。その一つ馬の背が近付く。馬の背は思っていたよりも高度感があり、初級者には少しきついかもしれない。急な梯子が二か所、鎖場で狭い尾根を上がって行った。歩き出した黒瀧山不動寺がもうかなり下方向に見える。

   　
　近くの鹿岳を見る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最高地点の観音岩


西方向の展望・鹿岳が大きく遠く妙義山も見える

馬の背を越えて紅葉の中の登山道を行く。今日は二山のぼる予定のため、自然に速足になってしまう。九十九谷分岐点があり、そこから少し行くともう最高地点の観音岩だ。その上からは３６０度の展望が得られるが、狭いため立っているのはかなり危険であった。

３６０度の展望だが、特に西方向の山並みと紅葉が良く、 まだ登ったことのない鹿岳が大きく、その後方には妙義山の独特な山容が確認できた。狭い岩の上から展望を見た後は九十九谷方向へと下りだす。

   　
上底瀬集落を見下ろす　　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒船山も見える　
 　
九十九谷の稜線　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　九十九谷の紅葉　

最高地点から下り出し九十九谷の稜線や上底瀬集落を見ながら高度を下げて行く。北方向には荒船山の山頂である経塚山も見えている。九十九谷の稜線を行くとなかなかの紅葉であり、写真撮影しながら下って行った。途中、鷹ノ巣山と言う名の山があったが、展望がほとんど得られないのですぐに上底瀬集落方向へと向かう。

 　
　登山道の紅葉は今が盛り　　　　　　　　　　　　　　　　　季節外れのアジサイ

その後も紅葉を見ながら上底瀬集落へと下って、周回コースなので車道を黒瀧山不動寺方向へと戻る。車道を登って行くと、あの馬の瀬では男女が数名大きな声を出していた。最後に季節外れのアジサイの花を見て黒瀧山不動寺へと戻った。その後、本日二山目の立岩へと向かった。