荒沢岳・2014年10月24日

為五郎の山行き歴　2014年

鎖場と梯子を越え
展望の峰へ荒沢岳（1968.7m）・2014年10月24日( )

メンバー：単独

コース概要＝登山口(5:50)ー前山(6:22)ー前嵓(7:43)ー荒沢岳山頂・軽食(9:02)ー下山(10:02)ー前嵓(10:43)ー前山(11:50)ー登山口(12:40)　　所要間＝6時間50分

温泉：銀山平温泉・白銀の湯

交通手段＝自宅ー日の出町ー日の出ＩＣ～圏央道～鶴ヶ島ＪＣＴ～関越自動車道～小出ＩＣー魚沼市(乗用車)
　　　　　　　下山後＝魚沼市ー枝折峠ー南魚沼市ー道の駅車中泊へ

    　                                   　　　　　　 紅葉の登山道を行く

今季最後であろうか、日本二百名山２座にに登るため新潟へと車を飛ばす。新潟県の天候は予報では晴れ、期待してまず１山目の登山口に到着する。時間はまだ６時前のため駐車場は薄暗い。薄暗い中を男女が出発して行ったので、私も準備後樹林帯の中へと入った。

荒沢岳アルバム

      　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガスが掛り幻想的な風景

少しづつ周囲が明るくなり木々の紅葉も鮮やかになっていった。いきなり急な上りなのでゆっくりと高度を上げる。少し標高を上げると眼下にはガスが掛っており幻想的な風景が広がった。急な上りは終わりしばらくは平坦な道となり、ここで先に入山して行った男女２名が見え始める。

     　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前嵓手前の岩峰が近付く

男女を抜いて進むと朝日を浴びた紅葉が素晴らしかった。前方に今日一番の難所である前嵓手前の岩峰が見え出した。これからあそこを上るのかと思いながら岩峰を見ながら尾根を行く。険しい岩峰は徐々に近付き直下へと至った。

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     　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　設置された梯子と鎖場で高度を上げる

いよいよ鎖、梯子が設置された急な岩場を上って行く。鎖も梯子も少し濡れているため滑りやすいので注意しながら高度を上げた。一旦下るがまた長い鎖場が続き、滑りやすい岩場を上って行く。最後は狭い岩の間を鎖で上り前嵓のピークに飛び出た。

そのピークからは今日の１山目の荒沢岳はもちろん、右手には越後の名山である越後駒ヶ岳の姿が見えるようになる。

    　                              　　 　　　　　 荒沢岳への尾根を行く

一時休憩して山頂方向を見ながら紅葉の尾根を行く。この尾根歩きは長くなかなか山頂手前の急な坂までは遠かった。天候は最高、文句を言ったらバチが当たる。急な坂になるが周囲の展望を見ながら少づつ高度は上がって行った。山頂と思われる尖ったピークを確認、まだ誰もいない山頂に立つのであった。

    　                              　　　　　  東側に越後駒ヶ岳と中ノ岳が並ぶ

山頂からは３６０度の大展望、目の前の越後駒ヶ岳、明日登る予定の中ノ岳、平ヶ岳、燧ヶ岳、日光白根山や遠く富士山まで眺められるのであった。しばらく休憩していると男性１名が到着、柏から来たという男性はやはり昨年日本百名山を完登、二百名山を歩き出したとのことであった。

山頂で会話をしたり山の名を確認したりと楽しい一時を過ごすのであった。約１時間休憩、軽い食事後、その男性に「お先に、これからも頑張って」と告げ下山を開始した。下山してすぐに男性１名と途中で抜かした男女２名に行き交った。「山頂はもうすぐ」と声を掛けて急な坂を下って行く。

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    　                              　　 　　 下山は奥只見湖や山並みを見ながら

上りでは見れなかった奥只見湖やどこまでも続く山並みを見ながら下って行く。前嵓で小休止、これから下って行く危険個所に備えた。下りは鎖場、梯子も上った時よりも慎重に下って行く。あっと言う間に最下部まで下り切って、後は紅葉の中の登山道を快適に歩くだけ。

快適に尾根を進み登山口まで下山したがまだ１２時４０分、近くにあるという温泉へと向かう。温泉で汗を流した後は枝折峠経由で走って行く。ここから見る荒沢岳はまさに鳥が翼を広げたという表現がふさわしい山容であった。また、紅葉も素晴らしく、小出方面へのカーブの続く道を走って行くのであった。

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鎖場と梯子を越え 展望の峰へ荒沢岳（1968.7m）・2014年10月24日( )

鎖場と梯子を越え
展望の峰へ荒沢岳（1968.7m）・2014年10月24日( )