 メンバー：単独
コース概要＝高原ハウス(7:39)ーキスゲ平(8:07)ー焼石金剛(8:30)ー赤薙山(8:52)ー赤薙奥社跡(9:41)ー一里ヶ曽根(10:32)ー曲がり角(11:03)ー女峰山山頂・昼食(11:53)ー下山(12:40)ー一里ヶ曽根(13:35)ー赤薙奥社跡(14:20)ー赤薙山(14:45)ーキスゲ平(15:38)ー高原ハウス(16:04) 所要時間＝8時間25分
 温泉:日光和の代温泉・やしおの湯
 交通手段 往路＝自宅ー日の出町ー日の出ＩＣ〜圏央道〜鶴ヶ島ＪＣＴ〜関越自動車道〜本庄児玉ＩＣー本庄市ーみどり市ー日光市(一般道使用・乗用車)
復路＝日光市ー鹿沼市 ※mixiマイミクさん宅に宿泊
女峰山アルバム
階段５００段地点から小丸山
 連休なので日光の二百名山である女峰山に登ろうと家を４時に出発、圏央道、関越自動車道を使用し本庄児玉インターまで行き、時間も早いので一般道にて一路日光へと車を走らせる。通勤時間帯よりも少し早いので伊勢崎市街も混んでいなくスムースに通過、大間々、みどり市を抜けて日光市へと入る。
霧降高原への道を行くと左手に女峰山が見えていた。ヤマツツジの群落のある霧降高原を抜けて入山口の高原ハウス駐車場に到着した。数台の車が駐車しているが登山者と思われる姿は確認できない。準備してハウス前に行くと以前あったリフトは撤去され、今は１４４５段の長い階段が設置されたばかりであった。
新品の階段を歩き出すともう一人男性が後方から登って来ていた。昔はスキー場であった斜面に設置された階段にはいま何段目と書かれていて目安になる。ある程度行くと小丸山への急な斜面で階段はものすごく急になる。それは青空に向かって行くような感じであった。
キスゲ平から赤薙山
ついに最上部の展望台に到着、展望台に上がると日光市街や以前登った鳴虫山が近くに見え、北東側には那須連山と思われる姿も見えていた。展望台から少し歩くとキスゲ平に到着、この辺りには多くのニッコウキスゲが咲くのであろう。
正面に見える赤薙山を目指して緩やかな登山道を歩いて行くと、反対側の山の斜面にはピンク色に染まるアカヤシオと思われる群落が見えていた。笹の茂る登山道は快適で時々振り返って展望を見ながら高度を上げた。
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赤薙山から女峰山
赤薙山への急な登山道はかなり荒れていてコースは不明瞭だが、踏み跡が多いので急な斜面をゆっくりと登って行く。赤薙山に到着、鳥居があり小さな社のある頂からは歩き出して初めて女峰山が姿を現した。その頂にはまだまだ残雪が多そうである。
小休止して出発、少しの間コース上は岩場となりその後は所々に残雪の残る斜面を登って行った。奥社があったという頂に到着し小休止、ここから山頂まで残雪歩きを余儀なくされた。
一里ヶ曽根から女峰山
多くなった残雪の上を木々に付けれた目印を頼りに歩いて行く。登山道には残雪も多いが、シャクナゲの木々が多くかなり歩きにくい状態であった。そんな環境の長い長い登山道を少しづつ高度を上げて一里ヶ曽根に到着、女峰山がかなり近付き休憩しながら眺めた。
一里ヶ曽根で小休止して北側を眺めると残雪の峰々が見えており、燧ヶ岳や帝釈山と思われる山容であり、山々の下には川俣湖と思われる緑色の湖面が見下ろせた。一里ヶ曽根より一旦下って登り返すがこの辺りから残雪はかなり深く迷いやすくかなり足を取られる状態であった。
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山頂より男体山・大真名子山・小真名子山
ほぼ直角に曲がる地点まで来るとその先の登山道はますます雪が深く斜度もあるため苦戦した。左手が急斜岳面のヤセ尾根を登るとようやく山頂らしきピークが見え始める。ここからはもう登りも緩やかで山頂へ到着した。苦しんだ分、山頂の大展望に感激もひとしおだ。
北側に先ほどから見えている燧ヶ岳、帝釈山付近、西側は日光連山が近く男体山、大真名子山、小真名子山が迫り、その後方にはひときわ残雪の多い日光白根山、南側には遠く皇海山、すぐ下には日光市街や鳴虫山そして東側には苦労して歩いて来た険しい稜線が良く見える。
キスゲ平のアカヤシオ・後方は鳴虫山
岩ツバメが上空を飛ぶ山頂で昼食をしながら十分に展望を眺め、この山からもいよいよ下山しなければならない。苦労した山であればあるほど立ち去り難くなるものである。来た道を下り出し途中何度も何度も女峰山を振り返るのであった。
入山口の駐車場に戻る頃には時間もかなり進みやしおの湯にて汗を流す。明日はどうしようかなと考えていたところmixiのマイミクさんから泊りませんかとのメッセージあり。悪いからなと思いながらも鹿沼にある家に停めてもらうことになるのであった。
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